「言葉術、をもっと磨きたい。」
そう思わせてくれた、今でも大切にしている本があります。
原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」です。
OLの二ノ宮こと葉が、伝説のスピーチライターである久遠久美(くおんくみ)と出会い、弟子入りして成長していく、胸が熱くなるような小説。
普段使っている”言葉”について深く考えさせられるような一冊になっています。
この「本日は、お日柄もよく」の中で、最も印象に残っているのが以下のフレーズです。
言葉っていうのは、魔物だ。人を傷つけも、励ましもする。本やネットを目で追うよりも、話せばなおさらのこと、生きた力をみなぎらせる。この魔物をどう操るか。
それは話す人次第なのだ。
~本日は、お日柄もよく P134より~
言葉をいい魔物にするのも、悪い魔物にするのも、全ては自分次第。
言葉を間違った方向につかってしまうと悪い魔物になってしまう。
でも、正しく使っていけば、いい魔物となって、周りの人たちを元気にしたり、励ますこともできる。
「言葉には無限の可能性があるんだ」と強く思いました。
もっと言葉の引き出しを増やしていきたい。
今では文章術や言葉術の本がたくさん出版されているし、今勉強している英語だって、突き詰めていけば「いい言葉」に出会えるかもしれない。
勉強を重ねて、周りの人たちを元気にしたり、励ますことができるよう、言葉術を磨いていきたいです。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!
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