「もっと生産性を向上させたい。」
「仕事を効率的に進め、余裕を持てるようになりたい。」
そう思い、読んでみた本があります。
牛尾剛さんの「世界一流エンジニアの思考法」です!
牛尾さんはアメリカのマイクロソフト社で勤務しているシニアエンジニア、つまり高い専門性と優れたプログラミングの技術を持ち、チームの中心メンバーとして開発を行う方です。
そして、牛尾さんが所属しているチームには「世界一流」のエンジニアがたくさん集まっているとのこと。
本書は、牛尾さんが「世界一流」のエンジニア達の思考法に触れ、最前線の現場で掴んだ技や考え方がたくさん詰まった本となっています!
本書を読んで印象に残っているのが以下の3つです。
①やるべきことがいくつかある場合、まず一番重要な「一つだけ」をピックアップして、その一つに全てを集中させる。
②マルチタスクは生産性が最低なので、やらない。
③瞑想を取り入れる。
自分は優先順位をつけるのが苦手です。
やるべきことがいくつかある場合、「とりあえず順番を決めて、時間が許せば全てこなそう。」と考えてしまいます。
しかし、世界一流のエンジニアは優先順位をつける場合、「最初の一個をピックアップしてやったら他はやらない。その一つにフォーカスしよう」とのことです。
やることを「減らす」ということ自体に価値があり、「全てをこなさなければならない」と思っていた自分にとっては非常に新鮮な考えでした。
確かに、全てをこなそうとすると「あれもこれも、やらないといけない!」と思い、雑念が生まれて目の前のことに集中できないときがあります。
だからこそ、やるべきことを絞って目の前のことに集中し、一つ一つこなしていく方が効率いいんだと思いました。
それから、瞑想を取り入れるということ。
今では、スマートフォンやインターネットの普及で、受け取る情報も爆発的に増えています。
皆さんもスマートフォンやパソコンの見過ぎで「なんだかすごく疲れたなぁ」と感じるときがあるかもしれません。
脳の疲れは、集中力の低下や生産性の低下にもつながってしまいます。
したがって、「脳の酷使をやめる」ためにも、瞑想を取り入れて、頭をリセットさせることが大事なんだと思いました。
そして、瞑想はグーグルやインテル、ナイキなどの大企業の研修にも取り入れられています。
今では多くの方々に知られている大企業でも、瞑想を大切にしていることから、一日一回でも瞑想を取り入れて、心を鎮める時間を作りたいと思います。
やるべきことがたくさんあっても、まず重要な「一つだけ」をピックアップし、時間を決めて全てを集中させ、時には瞑想を取り入れながら、自分の生産性を上げていきたいです。
今回も最後まで、お読みいただきありがとうございました!
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